コーヒーの淹れ方|ハンドドリップでおいしく作るコツを工程ごとに解説
基本的なハンドドリップコーヒー(ペーパードリップ)の、一般的な淹れ方を紹介します。
気を付ける点やコツも解説しているので参考にしてください。
コーヒーの淹れ方8STEP|ハンドドリップのコツ
道具を用意する
ハンドドリップ(ペーパードリップ)に必要な器具類を用意します。
- ペーパーフィルター
- ドリッパー
- サーバー
- 細口のドリップポット
- メジャースプーン
こだわりたい場合は、コーヒースケールと温度計も用意しましょう。
お湯を沸かす
ハンドドリップに使うお湯を沸かします。出来上がり量より多めに沸かしておくと安心です。
コーヒーの抽出には90〜95℃程度のお湯が適しています。沸騰させたお湯を温めたドリップポットに入れ替えると、ちょうど良い温度になります。
» お湯の温度について詳しくみる
ペーパーフィルターをセットする
縦横のフィルターの貼り合わせ部分をそれぞれ逆方向に折り、ドリッパーにセットします。
フィルターにコーヒーの粉を入れる
ドリッパーにセットしたフィルターにコーヒーの粉を入れます。粉の分量は1杯(140ml)で12gが目安です。
フィルターに入れたコーヒーの粉は、平らにならしておきます。
【1湯目】コーヒーの粉を蒸らす
コーヒー粉全体にお湯を染み込ませ、約20秒放置して蒸らします。
粉の中央から外側に向かって渦を描くように、細めの湯を丁寧に注いで全体に行き渡らせてください。スケールで計量する場合は、20gが目安です。
【2湯目〜】コーヒーを抽出する
蒸らしたコーヒー粉の中心に、渦を書くように2〜3回に分けてお湯を注いでいきます。
2湯目:湯が全体に行き渡るように、「の」の字を書くように注ぐ。
3湯目:中心が少しくぼんだタイミングでさらに湯を「の」の字を書くように注ぐ。
4湯目:中心が少しくぼんだタイミングでさらに湯を「の」の字を書くように注ぐ。
抽出したあと、上の写真のようにドリッパーにコーヒーの粉が均一な状態で残っていたらうまく淹れられた証しです。
ドリッパーをサーバーから外す
サーバーのメモリをチェックし、出来上がり量になったらドリッパーを外します。
サーバー内のコーヒーを攪拌して濃度を均一にしたらコーヒーの抽出は完了です。
コーヒーカップに注ぐ
温めておいたコーヒーカップに抽出したコーヒーを注ぎます。
ドリップコーヒーの完成です。
コーヒーを淹れるのに使用した器具
今回は主に次の器具を使用しました。